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Bリーグの試合でもスムーズかつ公平な試合を行うために必要不可欠なバスケ審判員。巧みなハンドサインと笛の音でファウルを知らせ、バスケットボールの試合を支えています。
どんな時にも冷静な判断を行う姿に憧れる人もいるのではないでしょうか。
しかし、「バスケ審判ってどうやったらなれるの?」、「審判の資格の取り方は?」と疑問を持つ人もいるかもしれません。
この記事では、バスケ審判の仕事内容や、必要な資格などについて詳しく解説します。
バスケ審判の仕事内容
ここでは、プロリーグの審判員を例にとり、1日の仕事内容を紹介します。
・試合前の設備確認
試合の70分前に「コートインスペクション」を行います。
コートインスペクションとは、審判が機材や設備の確認を行うことです。
ブザーの音がコート全体に聞こえるか、リングが規定の高さになっているかなどをチェックします。
・審判同士の打ち合わせ
プロリーグでは、審判3名で試合を判定します。
前回までの試合データをもとに、その日の試合がどのような流れになるのか予測し、審判の基準が3人で共通となるようすり合わせを行います。
試合の時間が近づいてきたら、ウォーミングアップをします。
審判が1試合で走る距離は5㎞とも言われており、怪我をしないよう念入りな準備が必要です。
・試合中
選手の動きに目を光らせ、違反行為があれば笛を鳴らします。
ハーフタイム中には、審判3人がどのような基準で笛を吹いたか、それに対する選手からの反応はどうだったかを確認し、残りの試合に活かします。
・試合後の振り返り
試合のビデオを見ながらその日の内容を振り返ります。
トップリーグは土日に試合があるため、土曜日の反省点は次の日の試合で改善します。
バスケ審判は、試合中はもちろんのこと、試合前の準備や試合後の反省を念入りに行い、より良い試合を目指して審判の技術を向上させています。
バスケ審判になるには
バスケ審判になるには、JBAが定めた資格を取得すればなることができます。
しかし、バスケ審判はルールを理解するだけでなく、バスケットボールの技術や試合の流れを把握する必要があるため、大学や専門学校で専門的に学ぶことをおすすめします。
2015年まで、バスケ審判はJBAが認定したライセンスのほか、各都道府県のバスケットボール協会が定めたライセンスや連盟が公認したライセンスなどがありました。
これらは2016年に統一され、現在はS級、A級、B級、C級、D級、E級の6段階となっています。
持っているライセンスにより、審判ができる試合が異なります。
S級:トップリーグの公式戦やJBAの大会で審判を行う。
A級:JBAの大会やブロック協会が主催する全国大会の審判を担当する。
特に優れているA級審判は、トップリーグの審判を行うことができる。
B級:ブロック協会の大会や都道府県協会の試合で審判を行う。
特に優れているB級審判は、トップリーグの試合の審判を行うことができる。
C級:都道府県協会の試合の審判を行う。
D級:地区や連盟が主催する試合の審判を行う。
E級:地区や連盟が主催する試合の審判を行う。
アップルで修得できるスキル
アップルには、プロ選手、審判、コーチ、チームスタッフを目指すバスケ専門学科があります。
バスケットボール専攻科(3年制)
バスケットボール総合学科(2年制)
そこでは、バスケ審判に必要なレフェリーライセンスを取得することはもちろん、練習試合など数多くセッティングされるため、審判として活動し学ぶ機会が圧倒的に多いです。
また、プロチームでの現場実習やライセンス取得のサポートも充実。クラス担任制の為、学生の目標に合わせて個別で支援します!
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